こんにちは♪
ココロラボ研究所のソエコです。
今回は「SNSやネット上だけで友達はできるのか」というテーマで調査を行いました。
4,921人というたくさんの方にご参加いただきました!
ご協力くださったみなさま、ありがとうございます♪
「ポケコロ」や「Twitter」を見ていると、もちろん実社会の友達同士で楽しんでいる人も多いとは思いますが、「むしろ、SNSとかだけの関係も多いのでは?!」と感じたので、調査してみました!
ネット上と実社会の友達にはどのような差があるのでしょうか?
※あくまでも“ネット上の友達”という趣旨のものであり、”出会うことを目的”とした人のことではありません。
もくじ
SNSやアプリ内など、ネット上“だけ”の《友達》はいますか?

実社会の友達を除き、ネット上だけの友達がいるかどうかを聞いてみたところ…
86%が、ネット上だけの友達がいる!
という結果になりました!
どんなサービス内にいますか?

ネット上だけの友達は、どのようなサービスにいるのかを聞いてみたところ
1位は全世代が「ポケコロ」という結果になりました!
また、2位と3位は、以下のようになりました。
【中学生〜大学生】&【社会人】&【無職】
2位:Twitter
3位:LINE
【小学生】&【主婦】
2位:ポケコロ以外のアバターサービス
3位:LINE
ちなみに、大学生や高校生に関しては、1位と2位の差はほとんどなく、大学生に至っては、Twitterも60%超えという結果となりました。
その他の回答では以下のようなサービスが挙げられていました。
※回答数の多かった順

どんな友達が、それぞれどのくらいいますか?
どの程度のつながりがあるのかを聞いてみました!
1)何でも相談ができる友達
2)秘密までは言えないけど、頻繁にお話をする友達
3)たまに話すくらいの友達
4)毎日挨拶する程度
5)フォロー&フォロワー(ポケとも)だが、会話はあまりしない





やはり、親密度の高い友達ほど数が少なく、親密度の低い友達ほど数が増えていることが分かりますね!
1)2)がいる方にお聞きします
その相手と仲良くなったきっかけは何ですか?
プロフに大人と書いてあって、文章もしっかりしてるので、どんな人かなと思っていました。
ある日その人が「子供の受験で悩んでる」と突然言い出して、お子さんいるんだと分かり、私の体験談などを話す事になり、そこから深い悩みなどを話せる間柄になりました。
オープンな場での何気ない会話の中に気になることがあって、それをDMで話しかけたことがきっかけだった。
病気の事や、親の介護の話、子供の話 今日楽しかった事、色々な愚痴など聞いてもらったり、聞いたりして。
同年代で話しやすく優しい方だった。
年齢差はあるもののお互いのセンスが好きで話が合った。
同じアイドルが好きなことがきっかけ。
ヲタ友がほしくて、タグで流す ⇒ 反応くれる ⇒ その中で気になった子にリプする ⇒ 本垢同士繋がる
そこからリプやDMでお話をしたりして、初めは共通の好きなアイドルグループのお話をするけど、仲良くなった子とは、日常のことやリア友みたいな感覚で色んなお話をする
ほとんどの回答が、
「共通の趣味や悩みがあって話をするようになった」でした。
また、「なんとなくメッセージを送り合うようになって、徐々に深い話ができるようになった。」という回答も多く見られました。
ポケコロにおいては、「料理のプレゼント」や「ちょっとした挨拶」から発展した方も多かったです!
その友達ができたSNSやアプリは?
ネット上で仲良くなった友達はどのアプリでできたのか、さらに詳しく聞いてみました!

なんと、小学生の92%が「ポケコロ」と回答してくれました!
ポケコロ以外ではやはりTwitterが強いようです。
また、「その他」では以下サービスが特に多く見受けられました!
ツイキャス、GREE、ミラティブ、ぷよクエ、TikTok、アメーバピグ
mixi、Pixiv、nana、人狼ジャッジメント、など。
実際のところ、ネット上で「なんでも相談ができる特別な友達(親友)」はつくれると思いますか?
この質問は、実際に仲の良い友達がいない人も含め、全員に聞いてみました!


この質問に対して、学生は70%以上が「つくれると思う」と回答
しかし、社会人や主婦、無職の方に関しては、50%〜60%ほどに下がりました。
文通するにしても住所教えるとかは今だと怖いですよね。
ネット上の友達に求めていることは?

ネット上の友達に求めていることを聞いてみたところ、
「共通の趣味の話をしたい」「人に言えない相談をしたい」
という回答が多い結果になりました。
それに、自分の身近って、本当に趣味が合う人って意外といないものだし。
また、その他の回答の中には
・語学・海外文化の勉強
・実社会の友人を超える知識を持った人に出会いたい
実社会の友達だと毎回同じ話や回答に行きがちなので多方向から話を聞きたい
・ゲームを通して、色々な年代の人と簡単な会話を楽しみたい
・誰かと繋がっている安心感
などといったものが挙げられていました。
《実社会の友達》と《ネットの友達》との違いは?
実社会での友達と、ネット上だけの友達にはどのような違いがあるのでしょうか?
家庭を持つと気軽に外出することができないため、簡単に新しい友達ができる機会は少ない。
ネットは自分の自由がきく時間でコミュニケーションがとれるし、相手がわからないため 自分の情報が近しい人に伝わることもないのがよい。
年齢差があっても親しく話せるのはネット。
仲良くしてる人が十代だったり、五十代だったりでビックリした。
自分が恋愛事で悩んでいた時に、同年代ではなく、先輩の意見を聞くことが出来てよかったところ。 ネットだと年齢関係なく仲良くなれる。
ネットの友達のほうが、深い悩みを話しやすいかもしれないです。
それは、顔が見えないからこそ、お互いを詳しく知らないからこそ、話せることもあるからかもしれません。
姉妹にコンプレックスを抱いていて、でも姉妹も同じSNS上にいたりして。
リアルでは誰にも言えないコンプレックスの悩みも、姉妹のことを詳しく知らない人だからこそ話せることがありました。
知らない相手だからこそ、届く言葉もあるのかなと思います。
実社会の友達とかだったら、関係性によって意見に偏りがでそうだけど、ネット上はそんなこと関係なく意見をくれるから確かにそうだなぁって思いますね。
例えば、ポケコロであればご当地を見て遠い地域の方と話せてるんだとか楽しくなる。
公表してない趣味の話が大っぴらに出来る。
私の場合はマンガ。
今はしていないが、二次創作(小説)を書いていて読んだ感想をもらったり、オススメのマンガを教えてもらったり。
ネット上の友達は生身の人間であることは理解していますが、違う世界の友達のように捉えています。
実社会で嫌なことがあるとネットへ、ネットで嫌なことがあると実社会へ、そんな行き来をしているような気がします。
ネット上で一番やりとりが多い相手は、どんな人だとイメージしていますか?
自分が仲良しだと感じている人のイメージを聞いたところ、仲良いだけあって、相手に対する尊敬だったり、特別感を感じる回答が多々ありました。
強気に振舞っているようですが、実は寂しがり屋さんではないかと思います。
子育てが終わった年配の女性で、自家菜園をしていてハイカラな人。
森昌子みたいなイメージ。
猫を生涯の相棒として可愛がっている。
季節が美しい田舎街に暮らすお洒落で可愛い主婦
複数いる為、色々な人がいますが共通しているのは『家族を大切に思っている人』
家族の為に休みなく働くママや、家族の為にお料理頑張ってる人や、病気の子供を看病している人など…
リアルのママ友は10人中8人は浮気していて話しを聞くのもうんざりしてしまう。
ポケ友には『私も頑張ろう』って力を貰えています。
お仕事をしていて、家事もしっかりこなして、ファッションセンスが良く素敵な主婦。
情に厚く頼れる存在。同じ年の子供がいて、頑張っているママ。
同い年の大学生。
本当は傷つきやすいけど、誰にもバレないように隠しちゃう女の子。
多分そこそこ真面目、可愛いけど目立ちすぎない女子大生で、幸せに普通の日常を送ってるいい子って感じ。
友達づきあいやアルバイトもうまくやってて、彼氏もいて、充実してそうなイメージです。絶対可愛いと思います。
素朴であたたかい人。周りの人を和ませる力があり、自然を愛する人。
子供が大好きで、心配性で、一生懸命で。とにかく素敵な人♡♡
主婦・ママさんの方は、同じ境遇にいる主婦・ママさん同士。
社会人の方は、同じ社会人同士以外にも、学生さんと仲良い人もチラホラいました。
学生さんになると、多くが同年代の方と仲が良いように見受けられました。
あくまでも想像なので、実際の年代とは違うかもしれませんが…♪
それはそれで、いいですよね。
フォローや承認をする時に大事にしている条件は?
SNSやアプリ上で、友達の承認をしたり、フォローする時に見ているポイントは一体どんなところなのでしょうか?

ここでもやはり、「趣味が合うかどうか」というポイントが一番重要であることがわかりました。
その次に多いのは「言葉遣いやワードセンス」という結果に。
また、その他の回答を見ていると、過去の投稿などから、他の人に対する言葉遣いや、態度を見たり、常識の有無なども判断材料としていることが多いようでした!
逆に、「こんな人とは繋がりたくない」という言動は?
逆に、どんな人とはネット上であっても繋がりたくないのかを聞いてみました!

「言葉遣いが苦手」という回答が一番多い結果となりました。
具体的な回答にはこのような回答がありました!

今回、みなさんの回答を見ていて、実社会もネット上も、それぞれ自分の居場所として上手く行き来できると良さそうだなと思いました!
ネット上とはいえ、向こう側にも人がいることを忘れないで。
気の合う友達作りで楽しいネットライフを♪
調査期間:2019年12月10日(火)~2019年12月15日(日)
調査方法:アンケート
調査対象:全世代の女性4,921名(小学生〜社会人・主婦・その他)
ココロラボ研究所 2020/01